生活サポート基金でお金を借りるという方法

生活サポート基金はこんな人におすすめ

生活サポート基金はお金の問題で悩んでいる人をサポートするために、2005年に設立された東京都に本部がある一般財団法人です。活動のエリアは東京都や埼玉県、千葉県や神奈川県に生活する住民が対象となっています。この生活サポート基金は、多重債務者等の借金を抱えている人を対象として、日常生活に不安を抱えている人の生活を立て直す事が目的とした活動が行われており、主な目的は利用者のためにお金の問題を解決するための方策を提案したり、サポートしたりすることです。その解決の手段として必要であればお金の貸出しも行われています。

ただし、生活サポート基金はお金の貸出しにおける利息を得ることを趣旨とする営利企業ではありません。そこで、利用者はまずお金の問題や生活の問題などを解決するための相談をし、その結果によって融資の申込みをする形になります。従って、例えば母子家庭になったため子供の学費が払えない、家賃の未払いが溜まっていてこれ以上引き延ばせない、多重債務をまとめて処理するためのお金がいるなど、生活を安定させるための資金を必要とする人が利用する団体と言えます。

生活サポート基金が行う、生活再生ローンとは

生活再生ローンの貸付け対象者は、生活再生ローンを利用することによって日常生活を再建でき、かつ将来にわたって返済可能な家計の見通しを立てられる人、またその意思を持っている人です。つまり、生活再生ローンはその名の通り、生活を再建するための資金を一時的に融資するスタンスになっています。貸付の目的としては、消費者金融での多重債務者向けの債務整理、家庭の事情による税金や公共料金、家賃などの長期滞納者への支援、個人信用情報により金融機関からの追加融資を受けられない人の生活資金の貸し付け、債務整理後の自立支援の為の資金の貸し付けなどが目的となります。

生活再生ローンは、貸金業としての扱いになるため、貸金業法における総量規制の対象となります。従って、消費者金融同様、貸出額は利用者の年収の3分の1までという制限が適用されることになり、当然収入の無い人は貸出しを受けられません。

また、消費者金融や銀行のカードローンと違って連帯保証人が必要であり、場合によっては担保の提供を求められます。ただ、消費者金融や銀行のカードローンよりも貸出しの条件が良くなっています。

生活再生ローンの金利は最高でも年12.5%です。消費者金融のカードローンは通常18%であり、銀行でも一般的に14.0~14.5%になっています。そして返済に関しては、1ヶ月(1回)から最大120ヶ月(120回)まで設定できます。但し、この金利は固定金利になっているので、消費者金融や銀行系カードローンの様に利用限度額の増枠等によって金利が下がる事が有りません。利用額によっては高い金利が適応される場合があります。

生活再生ローンのメリットやデメリット

生活再生ローンにおける主なメリットとデメリットには以下が挙げられます。
【メリット】
1.返済において、毎月の分割払いではなく、借入期限の最終日に元金と利息を一括で支払うことが可能になっています。

2.おまとめローンが利用できます。おまとめローンというのは、現在の複数の借入金の残高を生活再生ローンにまとめることで条件が良くなる場合、年収の3分の1という制約がなくなるローンのことです。例えば、消費者金融2社から金利18%で100万円と50万円を借りている場合、その借入金を一括返済するために、金利12.5%の生活再生ローンに借り換えると条件が良くなるため、その150万円が収入の3分の1を超える額であっても借入が認められます。

3.過去に任意整理や自己破産をしていたとしても、貸出しの対象者になれます。

4.借り入れ後も継続的に支援をしてくれます。家計相談を行いながら、無理のない計画的な返済ができるように支援をしてくれるのです。

【デメリット】
1.連帯保証人が必要であり、いない場合は借入が認められません。

2.貸金業法の適用を受けるため、年収における制約を受けます。

3.審査のハードルは比較的高く、誰でも借入れを行えるわけではありません。